へたれの悪あがき。

洋梨食べたい。

ニートをやめる方法

決心さえつけばいい話なんだけど、働かないことが当たり前になってしまうとその一歩が踏み出せない。

自分を一番理解しているのは自分だと思ってきたけど、そうではなかったんだなと今更になって思う。

今まで何度も色々な面で忠告をされてきたのに、聞く耳を持たなかった私はなんて愚かなんだろう。




完全な無職になってしまったとき、「働きたくない」よりも「働く気力がない」とか「人と会いたくない」という気持ちが強かった。

あと、「働ける自信がない」。


それは仕事をこなせるかどうかの不安でもあるし、もっと気がかりなのは人間関係に対して。




過去、正社員と契約社員をほんの少しやった。

最初の1~2週間は楽しかったような気がする。でも、その後のことは全然思い出したくもない。


人が定着しないようで、当時定着している人たちは忍耐力と適応力が強いんだなって思った。


二社とも愚痴と噂が蔓延していて不気味だったので職場環境がいいとは言えなかったけど、うまくできる人はそんな中でもやっていける。


私はそこで上手くコミュニケーションが取れず、ちょっと余裕がないと適切でない発言をしてしまったりしてどんどんドツボにハマってしまった。



もちろん一人として友達関係になれる人は作れずに終わった。
二社目をやめて、それを期に携帯電話も新しくして番号も作り直した。



そこからずっと昼間の仕事には一度も就いていない。

夜の飲食店で何年も働いた。
たくさんの出会いもあり刺激的で楽しかった。


幸いどこで働いても新規で頻繁に来てくれるお客様に出会う。
でも、昔は何を話して盛り上がってたんだろう?そんなことを考えるようになった。

相づちをうつだけのような接客しかできなくなって、なんかもう毎日行きたくなくて誰とも喋りたくなくてどうしようもなくなった。



こんな私にお金を使ってもらうのも申し訳ないと思ってしまって自然にも笑えない。


なんとなく数ヶ月過ぎ、私は無職になることを決めた。






ニートを辞めるには、まず気力のある状態になることから始めないといけない。